SSD高速化沼その1

第一弾intel330
今回用意したのはintel330 60GB、OCZ vertex4 120GB。
intel330は出た直後すぐに買ったものの、さらに東芝製のが出て全体的に負けているという残念な出自。
とは言え腐ってもintelなので多少期待は出来るでしょう。


vertex4はどうせすぐにMAXIOPSとか出るだろうと言われてみたりvertex3ほどのインパクトはないと言われていますがvertexシリーズだけに期待したい所。


まずはintel330。
パッケージが大きい。
intel520なんてバルク感たっぷりな箱だったのにw
開けてみたらマウンタだけでなくSATAケーブル、4pin→SATA電源変換コネクタ、データ移行ソフト入り?ディスク付き。
至れり尽くせり。


いらないと言えばいらないけれど最近OCZが簡易パッケージにした流れに対してこのフルパッケージ感。
普通のユーザーならきしめんケーブルでもついていると便利だと思います。


次回はこれをRAID0にしてベンチを取ってみようと思います。


もう一種類のvertex4。
こちらはいつものOCZパッケージ。
付属物はマウンタのみ。
話がそれますが最近のOCZの簡易パッケージ、あれ開けにくくて嫌いです。


intel330の次にこれをRAID0,次に単体で取ってみようと思います。


参考までに現在の記録
intel520 60GBx2 RAID0

OS:windows7 64bit ultimate
CPU:intel core i7 3930K
cooler:intel thermal solution RTC2011
Mem:Century Micro(El) 8GB×8
M/B:MSI X79A-GD65
C:Intel 520 60GB×2(RAID 0)
D:LSI logic MegaRAID SAS 9265-8i Crucial M4 64GB×4(RAID 0)
E:Western Digital 2TB(Green)
Graphics:LEADTEK Geforce550Ti
POW:Silverstone strider plus ST75F-P
Case:Fractal design DifineR3


なお環境はCにはOS、ドライバを入れ全てのwindows updateを完了。その他にプログラムファイルの一部がインストールされています。
これは通常Cに入れるであろうウイルス対策ソフト(自環境ではマカフィー)、その他こまごまとしたものがインストール及び動作をしている状態です。
なお、Adobe ProductionPremiumCS5.5等の重いプログラムは別ドライブに入っています。
ですので通常のベンチマークより若干スコアが低めに出ていると思いますがより実行環境に近いと思われます。
今後のテスト環境についても同じ環境になる様に設定したいと思います。


Test : 100 MB [C: 71.9% (76.3/106.1 GB)] (x5)-1回目
Sequential Read : 692.930 MB/s
Sequential Write : 190.556 MB/s
Random Read 512KB : 799.747 MB/s
Random Write 512KB : 184.786 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 34.653 MB/s [ 8460.3 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 64.240 MB/s [ 15683.7 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 135.335 MB/s [ 33040.8 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 183.056 MB/s [ 44691.3 IOPS]


Test : 100 MB [C: 71.9% (76.3/106.1 GB)] (x5)-2回目
Sequential Read : 633.839 MB/s
Sequential Write : 176.799 MB/s
Random Read 512KB : 762.442 MB/s
Random Write 512KB : 161.936 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 32.533 MB/s [ 7942.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 54.976 MB/s [ 13421.9 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 135.031 MB/s [ 32966.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 161.548 MB/s [ 39440.4 IOPS]


Test : 4000 MB [C: 72.0% (76.4/106.1 GB)] (x5)-1回目
Sequential Read : 768.751 MB/s
Sequential Write : 161.307 MB/s
Random Read 512KB : 593.961 MB/s
Random Write 512KB : 161.613 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 21.809 MB/s [ 5324.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 61.106 MB/s [ 14918.4 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 125.683 MB/s [ 30684.3 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 159.142 MB/s [ 38853.1 IOPS]


Test : 4000 MB [C: 71.8% (76.2/106.1 GB)] (x5)-2回目
Sequential Read : 764.965 MB/s
Sequential Write : 160.137 MB/s
Random Read 512KB : 594.689 MB/s
Random Write 512KB : 160.168 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 22.328 MB/s [ 5451.2 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 56.869 MB/s [ 13884.1 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 127.303 MB/s [ 31079.8 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 159.359 MB/s [ 38906.1 IOPS]


感覚的には。
OSの起動が特に早い感じはないです。
HDD時代に比べればそれは早いですがSSDから比べて早いかどうかで言うと感覚的に解るものではないです。
OS起動後及びプログラムの実行は早いですがこれも特筆して早いという感覚はありません。


なお、当環境ではForce,Vertex2,Vertex3,Octane,Petrol,Agility3,Intel510,CrucialM4,M3,M3P等のSSDを全てを使用したことがあるので感覚がずれているかもしれません。