動画裏話

大したことではない話です。

  • タイトルについて

公開の2日前まで決まってませんでした。
そもそも今回のメインテーマは「俺TUEEEEEE」と紹介でしたのでタイトルは後付けで十分だったのです。
反対にありがとう日本公式鯖はタイトルありきで作ってます。


ただEDロールの曲がwarhawkのテーマと先に決まっていて、専用に撮影する時間もなく在り合わせの素材、主に撮ったけど時間的に使えなかったものとジャッキー映画的なリテイク集で埋めるのは良いとして頭が締まらなかったのでその段においてタイトルを入れようと。


発注元である隊長とチャットしてなかったらコレ、というのは決めていた上で公募したものの候補がなかったので編集しながら家で会議。
夜羽子(嫁)が「This is don」でと案を出しそれに決定しました。
意味はそのまんま。
動画にもぴったりの内容だし、まいけるじゃくそん的な感じもあるので時代にも乗ってますw


受け入れられているようなので良かったです。

  • タイトルに付随する裏話

これに関係するのですが、かなり慌てていたのでPS3のメールを送る相手をよく確認しないまま「タイトル決めて!」と送ったのです。
そうしたら某総帥に誤爆しておりましたorz


でもそこは流石某総帥。
滅茶苦茶格好いいタイトルをあげてくれました!


残念ながら採用はしませんでしたが、せめてEDロールの隊長の紹介シーンの寸劇のタイトルになるように内容を変更しようと思いました。
ですがそのために絶対必要な花火の良い素材がなく、AEで単純に生成するには時間が足りず、プラグインは納品が間にあわさなそうということで見送りました。
ここ、結構心残りですw


次回があれば絶対使いますよ。

  • きょろきょろシーン

某シーンでぽつーーーんと放置されるあのシーン。
実は本人のカメラの動画があったのでそちらを使う予定だったのですがAEでもPrでもこけ、loiloを始め手持ちのソフト全てでエンコードをかけるも読み込みまたはレンダリングにこけ、泣く泣く不採用に…。
落としキャラと勝手に決めた以上は思いっきり落とさないと失礼ですからね。

  • 全般的に

ライブ感がないものは個人的に嫌いなので、明らかなヤラセ臭の漂うものを除きガチ撮影です。
少なくとも反撃をさせているシーンは全て落とす気でやってもらっています。
流石にテイク数が2桁になりそうな時は”若干”手を抜く、位の調整はしていますが…。


そもそも撮影センスで勝負をした場合、既に勝てない相手がいるので編集で勝負するのと、donという最高の素材をいかに使うかという部分を中心に考えました。


そうである以上きちんと計算してこのタイミングでここへ撃って、こっちに避けるみたいな指定をするより「いつも通りやればOKです」という指示が一番多かったですね。
なので俺TUEEEEの最たるb氏のシーンとかあれマジですよw
2,3テイク位反撃で死んだり自爆になりましたけど。


ただ流石に80数発のミサイルは避けられませんのでかなり編集でごまかしましたw
けどそれでも20発以上は「カメラから切れない」という前提条件を守りつつ回避してた感じです。
感覚的には塔の裏側に入った辺りで着弾して死亡、みたいな。


後惜しかったシーンとしてはチャージライトニングの回避。
あれは「ぎりぎり当らない位置を狙って5発位」という条件のみで撮影をしましたがそれ以上の打ち合わせをしていなかったのでやはり何発かは当っちゃいました。
使ったシーンはぎりぎりまでフレームに入れているので、次のフレームには着弾してたりしますw
まあ直進バレルロールのみでチャージライトニングをかわし続けるとか普通無理ですからw
後ろもそれなり以上の戦闘機乗りだしね。


戦闘機の隊列飛行とかも殆ど練習に時間を要した記憶がないです。
私が変態的に戦闘機好きなので無茶な要求をしまくったのに、きっちり飛んで貰えたことに感動しました。


なのでPVの出来が良いというのはクランの戦闘技術が高いという評価だと思っています。


そんな裏があったということも思いつつ観てもらうと意外な発見があるかもしれません。

  • 最後に

warhawk自体は正直もう終わっていると思っています。
本人としても何時間もやり続けるという気にはなれないです。


でも、ここまで着て改めて振り返るとやっぱり色々な遊び方が出来るんですよね。
そして時代の流れのお陰でハイビジョンキャプチャも珍しくない状態になりました。
次は「編集」という作業の敷居が下がってくるでしょう。
少なくとも他のゲームではもうその現象が見えてます。
そうなればもっと多くの人のPVが楽しみになります。


編集についてははっきり言って難しくないです。
今回のThis is donでもそんなに難しい事はやってません。
そして自分にセンスがあるとはこれっぽっちも思ってません。
使いやすく、使い慣れているというのでAfterEffectsをチョイスしていますが別にどんなソフトでも出来ます。
それこそ1万数千円のPremiere Elementsでも今回のムービーくらいなら9割はできると思います。


ではPVの面白さは何かと言ったら
「撮影」
「構成」
この2つになるんですよね。


「編集」
ではないんですね。
スキルで言えば正直もっと面白いこともやれます。
今回は時間とクオリティを天秤にかけてフリー素材との合成で済ませたエフェクトもAEのみで生成する位出来ます。
けれどやらなかったのは時間の問題と、PVとして観た時の面白さに大差がないからです。


PV作成中は引っ張られるのでずっと見ないようにしていた期間が終わったのでwarhawkに関連する動画を色々見た感じ、ネタとして面白いものを使っているクランさんや人はかなりありました。
ただ編集が足りてないか、撮影力が足りてないだけで。
逆にいえばその2点にちょっと力を入れるだけで既に世に「PV」として出しているものと遜色がないものが出来ると思うんですよね。


何が言いたいかというとwarhawkでもアイマス並みにそういう楽しみ方をしてくれる人が増えないかなぁということです。
今回のはある意味では挑戦状です。
「この素材を使えばセンス0の編集者でもここまで出来るんだよ」という。


また上から目線と叩かれそうですが期待して待っています。
それでもっとすごいのが来れば、じゃあもっと良いものを作ってやる!ってこちらも思います。
そうやって影響しあう楽しみ方も良いと思うんですよね。